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犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (光文社新書) [ 浜井浩一 ]

Item Number 15

誰もが「不審者」? 光文社新書 浜井浩一 芹沢一也 光文社ハンザイ フアン シャカイ ハマイ,コウイチ セリザワ,カズヤ 発行年月:2006年12月20日 予約締切日:2006年12月13日 ページ数:249p サイズ:新書 ISBN:9784334033811 浜井浩一(ハマイコウイチ) 1960年愛知県生まれ。

龍谷大学法科大学院教授。

臨床心理士。

早稲田大学教育学部卒業。

法務省出身。

矯正施設、保護観察所勤務のほか、法務総合研究所研究官、国連犯罪司法研究所研究員等を歴任。

『犯罪白書』の執筆経験あり。

専門は刑事政策、犯罪学、社会調査、統計学・犯罪心理学 芹沢一也(セリザワカズヤ) 1968年東京都生まれ。

京都造形芸術大学非常勤講師。

慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程を修了。

専攻は近代日本思想史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 犯罪統計はどのように読むべきか(高まる「犯罪不安」/スローガンばかりが目立つ ほか)/2章 凶悪犯罪の語られ方(宮崎勤から始まった/狂乱の報道合戦 ほか)/3章 地域防犯活動の行き着く先(事後活動から予防活動へ/背景としての新自由主義 ほか)/4章 厳罰化がつくり出した刑務所の現実(不審者とはどんな人か/科学的根拠はあるか ほか) 猟奇的な少年事件や検挙率の低下などを根拠に、「安全神話の崩壊」が叫ばれ、厳罰化と監視強化が進む。

しかし、統計をきちんと読み解くならば、あるいは軽微な犯罪者ばかりで老人や病人の多い刑務所を直視するならば、決して「治安悪化」とは言えないはずである。

効果のある犯罪対策を実施するには、正しい現状分析なくして、正しい解決はありえない。

そのため本書はまず「『安全神話の崩壊』論の崩壊」を宣告。

治安悪化言説こそが「神話」なのである。

本 人文・思想・社会 社会 犯罪 新書 美容・暮らし・健康・料理

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Price 商品価格 814円(税込み)

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